幸福の遺伝子YMAT2と此花咲くや媛さま

高島康司さんの「超サバイバルキット」という本の中にYMAT2といわれる幸福遺伝子というのがあって 

「すべての人間が持っているが 普段は活性化せず潜在的状態にあるが しかしそれがいったん
活性化すると 生きている一瞬一瞬が満たされた気持ちになり自分の存在が幸福である 」
と実感するようになる 

そして高島さん自身が数年前からこれを幾度も体験し それは突然始まる状態だ 書いています

実は私も数年前から ときどきですが そうなるのです

一番最初はパンプル・ムースに行くためバスに乗っていたときでした
とつぜんなんだかわからないけれど うれしくてうれしくて 顔がにやにやと笑み崩れてしまったのです
向かい合っている人が怪訝な顔をされたりして ちょっと恥ずかしい
思い当たる理由はなにもなく なにかよいことがあったとかも何もないのです

ただただ うれしい
それは数日 このバスに乗るたびにありました

そのころ 数人で浅間大社へ行く計画がありました
まだ1ヶ月以上さきのことでしたが ふしぎなことがありました

パンプル・ムースでは不思議なことが日常的にあって やはりそのころだったと思いますが 
ある親子さんがいらっしゃいました

娘さんがベーチェット病(不治の病)で日常生活もままならない状態なのですが
その日は娘さんの調子がよく なんとか出てこれた ということでした

 最初はお二人とも 守護石を作られました
しばらくして娘さんが一人でも外出できるようになって 一人で来店されたときのことです

たまたまお客様が多く(パンプル・ムースではめったにないことです(笑)
親しくしていた女性もいたので 少し私の手があくまで彼女の相手をしてほしい とお願いしました
向かい合ったいすがあるのでそこに座って話でも聞いていてくだされば と思っていたのですが 
その方に似合わず 座ろうともせず あまり話もしていないようなのです

「へんだな~」と思ったのですが そのときは何もいわずにおわりました

後日会ったとき 思い切って たずねてみました
するとその方がいうには いすにお母様と思われる方が座っていたので 座る場所もなく なぜ私が
相手をしてほしい などと頼んだのか わけがわからず戸惑っていた というのです

「え~っ あの子は一人できてたのよ」
「おかあさまらしきひとがいたでしょ 少し大柄で・・色のセーターとスカートをはいていて 髪はこんな風で
 だから 変なことを頼むな~ と思って けれど近くにいないと悪いかな~ でも椅子はふさがってるし 
お母様らしき人がいるのに あまり話しかけてもわるいし」

「そんな信じられない でも彼女のおかあさんは まさにそういう風よ」
たぶん お母様は娘さんのことが心配で まさに生霊となってついていらしたのだろう 
と二人で納得しました

その方は「始めて生き霊ってみたけど 普通の人と変わらないわね~」といっていましたが

その方自身たまにわけのわからないことをポツンというとき あとになってそのことが実現して
 ああこういうことだったのね
などと言うことが結構あって 周りの人は彼女の行ったことは良く聞いておこう という風になっていたのです

 最近 店にこられたとき話している最中に突然何かがどさっと崩れる音がして
 「えっ 」と 
顔を見合わせ
「外?」
「いや中だったわよ」
「落ちるものなんてないはずだけど」

仕切りの裏のほうに回ってみると 積んであったダンボールの箱が崩れただけでしたが 
「あれは前から積んであったのに なんで今急にくずれたの~? なんだかやだな~」と私が言うと
「ちょっと待って 聞いてみるから」

「わかった 今までのよくないものが これでおちてしまった ってことみたい
だからいいお知らせだったのよ」

それはよかった~ 実は彼女その日長く使っていた守護石がおしまいになって 
新しく作られたばかりだったのです
これからは 過去のことにひっぱられない あたらしい人生が始まる ということだったのでしょう

しかし 彼女はなんに聞いたのでしょう 不思議
そんな便利なものは私も欲しいです

それはさておいて
さらに後日 お母様が立ち寄られたとき 思い切ってそのことを言ってみました

気味悪がられるかな~ と心配したのですが お母様は少し涙ぐまれて 「あの子が心配で心配で 
仕事ででているときも 常に気にかかっているので 自分がそんな風にして彼女のそばに付いていて
あげられる ときいてとても嬉しい」ということでした

 生霊はやっぱりあって よい場合がある ということはよくない場合もある ということでしょう

それで浅間大社の此花咲くや姫さま 
ある日4人の親子連れの方がきました
おかあさんと 娘さんに抱かれている赤ちゃんと 小学校高学年生らしき女の子 
娘さんはアメリカ人と結婚されてニューヨーク在住

そのときはお里帰り ということでひさしぶりに日本にきて 確か友人からパンプル・ムースのことを聞いて
来てみたいと思われた ということだったと思います

 いろいろ相談も受けたりして 娘さんは守護石とラッキーカムカム おかあさんは守護石
を買って帰られました
帰られるとき女の子の姿がなかったので どこいったのかな 退屈になったので外に出て行ったのかな
などと思っていました

数日してまたおかあさまだけが見えられたので 
帰られるとき女の子の姿がなかったけれど大丈夫でしたか?と聞いてみました

「女の子なんていませんよ」
「えっ だって一緒に入ってこられたでしょう お下げ髪の赤い格子のセーターとスカートで色使いがとっても
素敵で さすがニューヨーク仕込 日本のものとはぜんぜん違ってセンスがいいなー と思っていたのですよ」
「孫は男の子一人だけです」

「え~ あれは誰?もしや此花咲くや姫さま?」
「私の実家は浅間大社のすぐ近くなんです」
この方の守護石はピンクの針水晶でした

ここからは私の妄想 ということでお聞きください

実は浅間大社に行こう と決めてから 「満開でお待ちしています」
という声があったのです
満開ってなに? 何か花が咲いているのかと思うのだけどまさか 今の時期に(まだ寒さが引かない3月)
桜が咲いているってことはないよね~ などと一緒に行く方々に話していました

行きましたら 入ってすぐの池の両脇にある桜は 散り始めていて水面に桜の花びらが降り注ぎ 
その中を奥に進んでいくと
大きな枝垂桜がほころびかけて ちょっぴり咲いているものもありました
そのときは彩雲も現れ その日ばかりは暖かくすばらしい一日となりました

帰りの新幹線のなかで 窓の外に富士山を眺めていると怪しげな雲が現れ もやもやしているのでは
意味がわからないから はっきりしてよ などと思っていると 完璧なアルフアベットのZ になりました
ああ必要な神様の御用はすべて済ませたと いうしるし をアルフアベットのおしまいの字で教えてくだ
さったのだ
と勝手に解釈しました

雲は結構そういう風になりますので とてもおもしろく 私は雲が大好きです
みんなもしょっちゅう空を見上げてほしいな~

数ヵ月後また又娘さんが日本にきたとき おかあさまも一緒に来られました
 娘さんのデザインしたベビー服がニューヨークの高島屋のどなたかの目に留まり 
そのデザインの服を売り出させて欲しいと声をかけられ
大々的に販売されることになった ということでした

そのときは 彼女のオリジナルブランドが立ちあげられるので その時に使うタグの色をどうするか
 というような相談もしていかれました

そして私は もう一度神様らしき 姿をみているのです
本当にまったく人間と変わりません

パンプル・ムースを開いて間もないころ 鍵を開けて店に入ったら 男の人がいすに座っていてこちらを
見ていました
にこにこ というよりはにやにや と値踏みされている感じ ぎょっとして 「泥棒! まさか今 私鍵を開けて
入ったよね」
と思わずドアのほうを振り向くともう消えていました

その方は神主さんのような格好で 上は白い着物でしたが 袴がきんきら金の歌舞伎役者がはくような
斜めの格子柄のとても派手なもので よく考えれば 泥棒はあんな格好はしないよね と思いつつも
何かなくなっているものがないか レジの中など確かめてしまいました

あとで 見える方数人に聞いてみましたけれど 神様の場合「お立ち寄り」というものもあるそうなので 
そうだったのかな?
しかしあれは どなただったのだろう と疑問に思っていました数年後ある方が 九州の幣立神宮の写真
(なんと鳥居のそばに巨大な龍が映りこんでいる)が掲載されている本を貸してくださり
 そこにこの神社の御祭神の名前が書いてありました

このお名前をみたときに わかりました
この御方でした
しかし そのときからずーっとここに行ってみたいと 願っているのですが いまだにお許しがでないようで 
九州には一度も行ったことがありません

浅間大社にはじめていく と決めてから
数年間私はしょっちゅう 此花咲くや姫様の気配を感じていました

あるときなど 急に姫様が私の中に飛び込んできて 丸まって卵のようになってしまいました
 (妄想ですから・・・)
そして数週間私の中に居られました
その間はやはり一番最初に書いたように ただただ幸せで ずーっといてくれたらいなと 思っていました
しかし 今度は成熟した女性の姿になって また突然に飛び立っていかれました
ああ 残念

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